注文住宅を建てるシミュレーション
理想的なマイホームを建築できるように、注文住宅の建築を請け負っているハウスメーカーは、間取りのシミュレーションに対応する事が増えています。
部屋の広さを具体的にイメージしながら、住宅デザインを決める事ができるのがハウスメーカーを頼る利点で、窓を取り付ける高さなどを相談する事も可能です。
高い位置に窓を取り付けた方が採光性がいいと考えて、窓の位置を決めてしまうとリビングが暗くなってしまって、家族全員が残念な思いをする事になりかねません。
ハウスメーカーのスタッフと相談をしながら、シミュレーションを繰り返して理想的なデザインを考える必要があります。
間取りを決めるためのヒアリングを繰り返しているうちに、浴室の湿気がこもりやすいデザインになっている事が分かり、問題を解決するための提案を受ける事ができたという例も多いです。
自分たちだけでデザインを考えようとせずに、専門家の意見を求めて理想的な注文住宅を作り上げてください。
注文住宅と年収の関係!平均収入の比較
注文住宅を購入する人の平均収入を見てみると意外なことがわかります。
注文住宅は1から建物をつくるので、量産型の家をまとめて建ててしまう分譲住宅に比べて500万円~800万円程度価格が高くなります。
ところが、意外なことに平均収入は分譲住宅を購入する人のほうが高いのです。
その大きな理由は、注文住宅はすでに土地を持っている人が建てる傾向にあるからでしょう。
すでに親などから受け継いだ土地を持っており、その上に家を建てる場合には土地の代金が必要なく、建物の代金だけですむので年収が低い人でも購入しやすいのです。
価格が高いのだから平均年収も高いのだろうというのが世間のイメージかと思われますが、実は結果は逆になるという面白い結論でした。
注文住宅は価格が高いだけでなく、ローンのコストもかかります。
住宅ローンは基本的に家が完成していないと借りられないので、つなぎ融資などを利用しなければなりませんが、つなぎ融資は手数料や金利などが高めです。
土地を持っていない人にとってはハードルが高いということも覚えておきましょう。